「 サイエンティフィック・アメリカン ( Scientific American ) 」という月刊誌がある。創刊から実に175年!という歴史を持つ雑誌である。アメリカでは本屋さんは勿論のこと、スーパー、コンビニエンスストア(ガソリンスタンドと併設のところが多い)、ドラッグストアなどの雑誌スタンドに必ずおいてあるポピュラーな雑誌である。日本語版としては、日経より「 日経サイエンス 」として公刊されているので、日本でもおなじみの月刊誌である。 アメリカ版の雑誌の2010年、約11年前!! の9月号の特集号のテーマが「The End」つまり、この世の「終わり」というショッキングなものだ(日経サイエンスの2010年の12月号に「 特集:「終わり」を科学する 」とする翻訳があることがわかった(2021年書き加え))。 幾つかの特集号に即した論文があるが、その中で、”Laying Odds on the Apocalypse”といわずか2ページの記事が興味深い。今回のパンデミックを予測している。2011年9月からの30年間に殺人的パンデミックが2回あり得るとしており、その被害の大きさはローカルな災害を1とし、この世の終わりを10とした時に4番目に位置するとしている。また、作付人的パンデミックは人類にとって全く新しいものか、ありふれたウィルスがもたらすものかどちらかだといっている。マスクをしドクロ印が背後にある以下を見てほしい。 検索結果 ウェブ検索結果 これを含め、その他に7つの「考えたく無い、見たくない大災害」について触れている。すでに進行中のものもあるし、そんなのありえないとおもうものをあるかもしれない。しかし、今回ありえないことが起きたわけだ。その他の7つがなんであるか知っておいて損はないはずだ。論英語での説明であるので、そんなのは読まないという人でも、上の様なその他の7つのイラストだけでも必見である。 PDFは以下にある 。
COVID-19によるパンデミックリスクをファイナンス理論や保険経済学の立場から考えていきます。コロナショックが資本市場や企業財務にどの様な影響をあたえたのか、どのように立ち向かったのかを考えていきます。